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遺言のできる行為10&効果的な遺言活用術14

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遺言のできる行為

憲法により保障された自分の財産は、だれにも侵害されることなく生前いつでも自由に処分できます。人間の最終意思表示です。死後に効力を生じさせるために、法律の定めに従って行う単独行為です。


遺言のできる行為10
① 認知 
② 財産処分 
③ 後見人、後見監督人の指定 
④ 廃除とその取り消し 
⑤ 相続分の指定、指定の委託 
⑥ 遺産分割方法の指定、指定の委託 
⑦ 遺産分割の禁止 
⑧ 相続人の担保責任の指定
⑨ 遺言執行者の指定、指定の委託 
⑩ 減殺方法の指定 


(埼玉県行政書士会資料より)

 

 

遺言の効果的活用

遺言の効果的活用法14

  1. 法定相続と異なる配分となるが、本家の家系を残したい
    先祖代々続いた家系を残したい
    残った息子兄弟娘たちに夢と希望を話したい
    素行不良、浪費癖の子供がいる
  2. 孫や息子の嫁に財産を残してやりたい
    息子の嫁や孫には相続権はないのでふびん
  3. 自営業や農業を特定のこどもに継がせたい
    長男を会社の後継者にしたい
    株の分散を防ぐ
    稼業の農業経営と、体調を崩している妻と私の面倒をしっかり見てくれる次男夫婦に家業を継がせたい
  4. 障害を持った相続人がいるので分割禁止にしたい
    (障害者や高齢の配偶者に自宅を確保させたい)
  5. 借金等の債務の指定は債務者の承諾が必要
    債務者の承諾があれば、ほかの相続人は支払義務を免れる
    承諾がなければ効力を生じない
  6. 夫婦の間に子供がいない
    老後の妻に全財産を渡したい
  7. 再婚で先妻の子と後妻並びに後妻の子との間のトラブルを避けたい
    平素は仲が良いだけに、遺産争いにならないようにしておきたい
  8. 異母兄弟のトラブルを避けたい
    愛人や愛人との間に子供がいる
  9. 配偶者が内縁
    配偶者との離婚が成立しておらず、長年同居し、世話をしてくれている人は内縁の相手である
  10. 相続人中に行方不明者がいる
    行方不明者とはいえ長男にも相続権はある。抜いて行った遺産分割協議は無効であり、遺産分割には失踪宣告を認めてもらうか、不在者財産管理人を選定しなければならないため、煩わしさと時間が必要になるので、遺言ですべての財産をほかの相続人に指定しておけば遺産分割協議は不要、遺留分は10年で時効となる。
  11. .推定相続人以外の人に配分したいとき
  12. 推定相続人の仲が悪い
  13. 遺産の種類や金額が多い
  14. 遺産の半分を福祉施設に寄付したい

(埼玉県行政書士会資料より)