相続手続きに関してプロの覚え書き

相続手続きを手間なく簡単に!埼玉県羽生市の身近な相続・遺言相談室

直筆で遺言を書くには? 貸宅地・貸家建付地の評価額は?

自筆証書遺言と公正証書遺言 遺言には二つの方法があります。自筆証書遺言と公正証書遺言です。 自筆証書遺言は 遺言の全文を自分で書く。 遺言を作成した年月日を自分で書く。 自分で署名する。(フルネーム) 自分で押印する(実印) 加除変更にも規定あり …

相続したら終わりじゃない!連帯保証責任の問題

相続税の連帯保証人 兄弟で父親の相続をし、不動産をもらった兄は相続税を分割払いする延納を選択、弟は株式を相続し、相続税を一括納付した。しかし、最近兄が相続税を滞納したにもかかわらず、税務署からは弟に収めるよう督促状が来た。弟は納得できない。…

相続または特別養子に関して 民法ではこうなっている

親族と民法(特別養子) 第817条の2(特別養子)家庭裁判所は、次条から第817条の7までに定める要件があるときは、養親となる者の請求により、実方の血族との親族関係が終了する縁組を成立させることができる。前項に規定する請求をするには、第79…

行方不明や認知症etc. 相続時にこんな制度がある

行方不明は失踪宣告により相続開始 失踪宣告の制度の説明です。失踪宣告は利害関係人の請求により、家庭裁判所がする審判です。失踪宣告によって失踪者は死亡したとみなされ、配偶関係も終了しますし、同様に相続も起きることになります。失踪宣告は次の場合…

法定相続人がいない場合財産はどうなる?

特別縁故者の申請 夫婦に法定相続人がいない場合、はたして自分たちの財産はどうなってしまうのでしょうか?たとえば生前、お世話になった方にいくらかを譲ることができるのでしょうか? たとえば夫に両親、兄弟姉妹がいないケースで、先に妻がなくなり、次…

法定相続分や遺留分とは? 財産をしっかり引き継ぐ相続方法

法定相続分と異なる分割とは? 法定相続分や遺留分ということを誤解している方が多く見受けられます。法定相続分や遺留分というのは、相続人の間で揉めるなりして遺産分割が決まらないときに、法定相続分という法律上の目安や遺留分といって最低限の相続分が…

遺産分割の心構え 分割後のやり直しは成立するか

遺産分割の心構え 遺産分割はとかく揉めなくてもいいところで揉めることが多いのですが、その最大の原因はコミュニケーション不足です。一人の相続人が他の相続人に対して一方的にハンコを押せ!と強要するなどは後々揉めるために言っているようなものです。…

保障された遺産の取り分と遺産分割協議あれこれ

遺留分減殺請求 遺言では、原則的に自分の財産を自由に処分することができます。しかし、法定相続人の一部には、たとえ遺言をもってしても、減らしたりゼロにしたりすることはできない最低限の取り分があります。この、法定相続人の一部に最低保障された遺産…

遺産の現金を得る手段 遺言作成の注意すべきケース

遺産の現金をすぐ使いたいのですが・・ 被相続人がなくなり相続が始まると、不動産、動産のような被相続人の財産は遺言で特別の指定がある場合を除き、原則として相続人間の共有になります。この共有状態を解消し、相続人の誰がどの財産を取得するかを決める…

相続財産の確定から遺産分割協議の流れと手続き

相続財産の確定と遺産分割協議 相続財産の確定と遺産分割 遺産を調査・評価します。 遺産の確定ができたら財産目録を作成します。 相続人が集まって遺産分割協議をします。 遺産分割協議(話合い)がまとまったら遺産分割協議書を作成します。※遺言<があれば…

相続は自然に発生する 相続人になれるか?相続分と順位

相続は自然発生 相続は死亡時に発生しています。相続財産の分割や登記名義の変更などが相続ということではありません。相続そのものは自然発生なのです。 相続人が引き継ぐもの相続人は被相続人の財産だけでなく地位も引き継ぎます。借金もマイナスの財産と…

死因贈与と相続財産 葬式にまつわる小さな疑問

死因贈与 死因贈与とは贈与の一種で、相続法ではなく財産法の個所(民法五五四条)に規定されています。贈与者の死によって効力を生じる贈与契約です。しかし、この贈与は「遺贈に関する規定に従う」となっており、税金も贈与税ではなく、相続税(その方が安…

相続税の特例と物納 遺言に勝る遺留分とは

遺留分 遺留分について相続人に残された遺言に勝る最低限の相続分。 遺留分減殺請求をして初めて効力が生じる。 減殺請求しない遺留分の相続分は受遺者(遺言で財産をもらった人)に帰属する。 遺留分を侵害した遺贈や相続開始以前1年以内の贈与があったと…

遺言のできる行為10&効果的な遺言活用術14

遺言のできる行為 憲法により保障された自分の財産は、だれにも侵害されることなく生前いつでも自由に処分できます。人間の最終意思表示です。死後に効力を生じさせるために、法律の定めに従って行う単独行為です。 遺言のできる行為10① 認知 ② 財産処分 ③…

指定相続分と法定相続分 マイナスの遺産を回避する方法

相続分とは? 相続分とは、同順位の相続人が数人いる場合における相続財産に対する各人の分け前の割合を言います。相続分には、その決定方法の違いにより、指定相続分と法定相続分とがあります。指定相続分は、被相続人遺言によって指定する相続分及び被相続…

相続とは?相続通則と公正証書遺言の作成のキホン

公正証書遺言1 公正証書遺言は、 承認二人以上の立ち会いのもとに遺言者が公証人に遺言の趣旨を口述し、公証人がこの口述を筆記し、これを遺言者や証人に読み聞かせ、遺言者と証人が承認し、各自が署名押印する。原本を公証役場が保管する。 事情により遺言…

知っておいたほうがいい!相続において遺言はこんなに重要

遺言の効用1 相続争いを防ぐには、遺言はかなり有効です。特に子供が複数人おる場合、土地や家屋は分割できません。そこで遺言で財産全部を相続人である子供たちそれぞれに割り当てておけば、遺言通りに相続登記でき、争うことも少なくなります。では遺言が…

相続人間で相談して決める遺産分割協議、増える遺産争い

相続人がとれる選択肢 1.単純承認(民法920条) 被相続人の権利義務を全面的に承認する。2.相続放棄(同939条) はじめから相続人とならなかったことになる。3.限定承認(同922条) 相続財産の範囲で、被相続人の債務などを弁済すればよい。 …

財産相続における贈与、特別収益、限定承認

相続財産とは 遺産とはなんでしょうか?①資産ー現金、不動産、動産、債権など②債務ー借金、損害賠償義務、保証債務、買掛金、預かり品の返還義務など上記二種類の遺産を明確にするために遺産目録を作成します。どのみち相続税の申告が必要な方は、遺産目録を…

相続の欠落・廃除・放棄・限定について

相続欠格 父親の遺言状を隠していた兄は相続欠格となりますか? これは相続欠格事由に該当し、兄は相続権を失います。ただ隠したことにならなかったという事例もあり、隠すための積極的な行為があったかどうかが決め手となります。では相続欠格者が相続する…

内縁の妻、寄与分…こんな場合相続権はある?ない?

後妻の母親が死亡した。自分は先妻の子だが相続権はあるのか? ありません。ただしあなたが死亡した義母と養子縁組をしていたなら別です。そうでなければ残念ながら義母の遺産は義母の相続人だけが相続します。あなたが寄与分を主張しても寄与分は相続人だけ…

相続について 代襲と特別受益

代襲相続とは? 相続の時、子供が死亡していたり、廃除・結核のために相続権を失ったときなどはその子が親に代わって相続をします。被相続人の配偶者や直系尊属(父母や祖父母など)が死亡や欠けていても代襲はありません。代襲が起きるのは①死亡 ②廃除 ③欠…

配偶者の相続 この場合どうなる?

配偶者は常に相続になります 配偶者は常に相続になります。しかし、どうしても不合理と思われる場合は被相続人の遺言で処理するということになります。血族は子がいれば子が相続人になります。相続順位にあるものを推定相続人といいますが、必ず相続人になる…

遺産分割協議後に起きる問題Q&A

遺産分割協議後に起きる問題 各相続人が相続した財産を自分のものにするには、手続きが必要なものもあります。 遺産の請求・移転をしなくてはなりません。不動産の相続では登記の移転、債権の相続ではその債権の回収(請求)、動産では占有権の移転(通常は…

法定相続人の相続と遺産分割ついて

遺言がない場合の法定相続人 遺言がない場合は法定相続人は次の通りとなります。第一順位・・・配偶者と子(血族)第二順位・・・配偶者と直径尊属(血族)弟三順位・・・配偶者と兄弟姉妹(血族) 法定相続人の相続分 法定相続人の相続分は次の通りです。①…

相続は、借金もマイナスの財産となります。ご注意ください。

相続は自然発生 相続は死亡時に発生しています。相続財産の分割や登記名義の変更などが相続ということではありません。相続そのものは自然発生なのです。 民法が定める寄与分の案件 相続人自身の寄与であること 身分関係上、通常期待される以上の特別の寄与…