相続手続きに関してプロの覚え書き

相続手続きを手間なく簡単に!埼玉県羽生市の身近な相続・遺言相談室

相続財産に属さない財産と使途不明金について

遺言無効を訴えられない相続人 遺言無効の訴えは、たとえ相続人であっても、別に法定の割合の遺産を受けている者については、訴えの利益がないとして、訴訟却下となります。 要は無効とされる遺言により真に相続権が害された相続人だけが訴訟遂行権(当事者…

覚えておきたい遺留分減殺の順序と時効

遺留分減殺請求のその他の効力 受贈者は、その返還すべき財産の他、減殺の請求があった日以降の果実を返還しなければなりません。(民法1036条)遡及効からすると、相続開始時からの返還となりますが、受贈者が遺留分侵害を知らないことが多く、知ってい…

遺留分減殺請求権の行使から調停、その効果とは

遺留分減殺請求権の行使 遺留分減殺請求の相手方は、減殺の対象となる遺贈・贈与の受遺者・受贈者及びその包括承継人である。例外的に受贈者から目的財産を譲り受けた者(特定承継人)が、譲り受けの時において、遺留分権利者に損害を与えることを知っていた…

共有不動産の遺産分割 土地の評価や譲渡税問題 

不動産の評価、売ればいくらか、は危険 遺産に不動産があり、それをどう相続配分するかが問題になります。つまり、固定資産税評価額、路線価、公示価格、そして実勢価格と不動産の価値を表す算定方法は一つではありません。 相続税評価の場合は、家屋は固定…

相続した不動産に抵当権、どうする?利益相反って何?

遺産分割協議中に死亡した相続人が独身の場合 ある方が亡くなって、その遺産分割協議がまだ整わないうちに、相続人の一人が亡くなってしまいました。この場合、この亡くなった相続人に、妻や子がおれば、その方たちが、亡くなった相続人に代わって、遺産分割…

金銭債務の相続例と相続人の損害賠償権

被相続人に借金があった相続人の相続はどうなる? 相続人の一人が、被相続人に借金をしていた場合ですが、金銭債権のような可分債権(数学的に分けられる債権)は、遺産分割の手続きを待たず、相続分の割合の債権額を自動的に取得します。 したがって、相続…